2018年11月27日の梶田栄さんの講演
2018年11月27日に、東京都の中央線の西荻窪駅の近くで、
エレクトロニクス実装学会で最新技術情報を知らせる以下のイベントがあります。
システム設計研究会「平成30年度第2回公開研究会」開催のご案内
◆開催主旨
システムの設計とシミュレーションのテーマでIoT/AI/サーマルマネージメントについて、各講演者に講演頂きます。
今回のシステム設計研究会では、日本企業を強くするために技術を成長させる知恵・発想を各講演者から学びたいと考え、各ご講演者にご講演を頂くべく企画しました。
まずは、スマートフォン用のセラミックコンデンサーの世界シェアが4割に至り、通信制御に使うSAWフィルターでは世界シェア5割を握るまで村田製作所を成長させた貢献者の一人である梶田さんから、企業を成長させる積極的発想を学びたいと思いました。
「上流工程はシステム開発の要!プロジェクト成功に必要なスキルとは?」
というサイトがありました。
設計の上流工程をおろそかにしないように、という注意がされていました。
設計と言わず、ビジネスを始める/始めないところを見極める究極の上流工程をおろそかにしない事が大切と思います。
それには、ビジネスの先輩の言動からその知恵を貪欲に吸収して自分の知恵にして行く態度が大切と思います。
(電子回路のノイズを除去する「セラミックコンデンサー」はスマホに1台700個使われ、村田製作所の世界シェア4割だ。
通信制御に使う「SAWフィルター」で村田製作所が世界シェア5割を握る。)
梶田さん:「無線技術は、無線機メーカにとってコアとなる重用技術であり、携帯電話メーカは各社独自で設計を行い、毎年行われる携帯電話のモデルチェンジ毎に、難度の高い高周波設計を必ず行う必要があった。
1996年夏に、高周波部品を1つの部品としたら、携帯電話の設計変更がやり易くなると考え、高周波モジュールを何とか商品化できないか、可能性の調査を始めた。」
梶田栄さんの研究・開発に関連しそうな情報をインターネットで調べてみました。
また、自動車に多く使われているセンサーの技術情報を調べようと、インターネットを検索すると、梶田栄さんの名前が多くヒットします。
それらセンサーの技術情報をネットに公開されている情報から得ようとしても、技術内容を教えてくれるWebサイトは、なかなか見つかりませんでした。
センサーの技術の情報を知るには、センサーに関する本も書かれている梶田栄さんに直接聞くか、梶田さんが書かれた本を購入するしかなさそうです。
IoTのLPWA(ローパワー・ワイドエリア)の拡大は続く
IoT製品(自宅の見守り系センサー):窓の開閉状況や温度、湿度、照度、人感センサー、鍵の開閉状況。
(センサー)
IoTとは?
M2Mとは?
M2Mとセンサ
M2Mの全体像と市場
BLEの登場で一番のインパクトは低消費電力で動作可能なことだったが(機能や実装により異なってくるので一概には言えないが、ボタン電池1つで何ヶ月といった省電力性)、LPWAではさらにボタン電池で数年単位の動作を実現するという。
LPWA(Low Power, Wide Area)は、長距離伝送と低消費電力を特徴とするIoT(インターネット・オブ・シングス)向け通信技術の総称である。通信コストを現在のM2M(マシン・ツー・マシン)向け通信サービスの10分の1くらいまで下げられるかもしれないという期待もあり、注目を集めている。
既にフランスなどではSigfox社により全土にLPWAのネットワークが構築され、米国などでもLoRa規格によるLPWAの導入が始まっている(図表3-3-2-7)。
LPWA(Low-Power Wide Area)無線技術は、低い消費電力と長い通信距離が要求されることが多いIoT(Internet of Things)の実現を可能にします。
通信モジュール
電子部品の進化が携帯電話の小型化へ大きく寄与
極小セラミックコンデンサとは
極小電子部品の実装と課題
(参考)米クアルコム、5Gモデム搭載モバイル端末で毎秒ギガビット通信に成功